81paperEHIME EDITION

秋の浮世絵展「花魁OIRAN ～江戸で最も輝いた女たち～」

女性美にこだわった、喜多川歌麿の世界をのぞきに

喜多川歌麿は、女性美を描いた中世の浮世絵師。浮世絵版画の手法を生かし、人物の立体感などを巧みに生み出すことが出来た絵師であったと言われています。当時の遊郭のトップに君臨した花魁、その華やかさを描きだした作品「花魁」をはじめ、復刻版を含めた約25点を展示します。優美なラインが彩る版画の名品を、じっくりと眺めてみてはいかが？

第12回 企画展テーマ展示　明治青年 秋山真之

明治という一時代を担った青年の歩み

明治元年、伊予松山に生まれた秋山真之。日本海軍における重要な任務を任された知将として知られています。その生誕150周年を記念する今回の企画展では、司馬遼太郎氏の代表作・小説『坂の上の雲』に描かれた真之の生き方を、海軍や家族にまつわる資料と共に紹介。「日本海海戦」の講演原稿など、貴重な文書も公開されています。一つの時代を感じられる企画展へ、ぜひ足を運んでみて。