愛媛女子がストレスオフ日本一になった3大要素はこれだ!

ちょっとしたことでイライラしたり、体調が優れなかったり、ストレスって何かと日々の中に潜んでいるものですよね。移住やUターン・Iターンが流行っていますが、その理由の一つに「スローライフを求めて」という意見も多く見受けられます。

そんな中で、興味深いデータを発見しました。「メディプラス研究所」が2018年4月に発表した「ストレスオフ県ランキング」によると、愛媛女子が日本で一番ストレスを感じていない調査結果となったのです。

この調査は全国20~69歳の女性7万人を対象に調査したもの。厚生労働省の「ストレスチェック制度」をもとに作成した設問に回答してもらい、ストレスを数値化してランキングにしています。

実は2017年に続き2連覇の快挙!そう言われてみると、愛媛の人って結構穏やかな人が多い気がするような…ということで、ハチイチペイパー編集部が独自の観点から理由を分析し、まとめてみました!

①温厚な瀬戸内の気候&美味しい食べ物
出展:いよかんネット

複雑な地形のため瀬戸内海側と宇和海側で違いはありますが、日本の気候区分の一つにもある「瀬戸内海式気候」は、1年を通して気候が安定していて、晴天が多く雨天が少ない気候です。

年間の降水量・日数とも、太平洋側・日本海両側より少なく、お向かいの岡山県も「晴れの国」として打ち出していますね。気候環境が良いとお肌の乾燥も感じにくいようです。

前述の調査の中では、肌乾燥指数についても愛媛女子があまり乾燥を感じていない(全国4位)結果が出ています。

穏やかな天候に、自然環境も豊かなので特産品もずらり。良好な土壌でおひさまをたっぷり浴びて育ったみかんなどの柑橘類は絶品です。

収穫量・栽培品目ともに日本一で、ほぼ一年中何らかのかんきつが手に入る環境下なら、いつでも美味しくしっかり栄養を取れちゃうこと間違いなし。他にも鯛、真珠、タオルなど、愛媛県民の暮らしには、いいものが身近にあります。なんと羨ましい環境でしょう…!

②夕日が…綺麗だ!

美しい夕焼けが見えること知られる自動車道「夕やけこやけライン」や、日本初の「夕日のミュージアム」(伊予市)、フォトジェニックなスポットとしてSNSで人気となった下灘駅から見る夕日など、愛媛は夕日のビュースポットが多数あります。

蜃気楼の一種で、水平線上の太陽が歪んで見える冬の風物詩「だるま夕日」や、逆光が作り出すシルエット、あらゆるものが茜色に染まる時間はとても情緒的で、何度見ても感動するものです。

「日本の夕日百選」にも選ばれているふたみシーサイド公園から見る夕日は「日本の夕日百選」にも選ばれています。こちらは恋人たちの聖地として知られ、ハート形のじゃこ天などが販売されています。

また、ここには小さなモアイ像が3体あって、彼らはそれぞれ、夏至、春分・秋分、冬至の夕日の方向を見ているんですよ。

他にも、海に寝そべる観音様のように見える島のシルエットが美しい西予市の寝観音に沈む夕日や、岩城島の積善山にある展望台から眺める多島美の夕日など、たくさんのスポットがあり、愛媛県民はこんな美しい夕日を日々眺めているわけであります。1日の終わりに綺麗な夕日が見られたら、悩みも吹き飛んでしまいそう。

③自由時間をたくさん保持している!


平成23年に行われた社会生活基本調査によると、愛媛県民は通勤時間の短さ全国一位、帰宅時間も全国1位という結果が出ています。

また、男性有業者の3次活動時間(自由に使える時間)の長さも全国一位をマーク。つまり、愛媛県民は家にいる時間が長くて、自分のための時間や家族との時間をたっぷり取れていることが伺えます。

サイクリングやキャニオニング、マリンスポーツなどアクティビティも楽しみやすい環境が整って、さらに日本最古の温泉として知られる「道後温泉」など、温泉も充実している愛媛なら、休日はさぞ充実していることでしょう。自然にストレスを溜めずに発散できているのではないでしょうか。

また、平成26年小売物価統計調査では、民営賃貸住宅の家賃の安さ全国4位、物価の安さも全国9位の好結果となりました。生活費が抑えられる分、お金を自分や家族のために使えることも要因の一つと考えられます。

独自の観点で分析してみましたが、いかがでしたでしょうか?観光、食、レジャー…愛媛のポテンシャルの高さを改めて実感する結果となりました。最近ちょっとストレスを感じるな~と思った方は、愛媛ライフを存分に満喫してみてはいかがでしょうか。